葛飾区の魅力を知る

葛飾区には『男はつらいよ』の舞台となった柴又、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のモデルとされた亀有など下町情緒が漂う街が広がります。都心方面に4ルートでアクセスでき、通勤・通学に便利なベッドタウンとして注目されてきました。葛飾区内には荒川、江戸川、中川が流れ、大規模公園が充実することから、自然に親しめるスポットが多いことも魅力です。
葛飾区ってこんなところ
寅さんと「こち亀」の街

葛飾区役所

「柴又」駅
東京23区の北東に広がる葛飾区は、荒川と江戸川に挟まれ、中央を中川が流れる潤い豊かな住宅地が広がります。葛飾区の東部にある「柴又帝釈天」は江戸時代に創建され、多くの参拝客を集めてきました。1960年代にドラマや映画で「柴又帝釈天」の門前を舞台とした『男はつらいよ』が始まると、全国的にもその名が知られるようになりました。現在も「柴又」駅前には主人公の寅さんの像があります。
また、亀有は『こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)』のモデルとなったことで有名です。亀有公園前という名の交番は存在しませんが、「亀有」駅前などに主人公の両津勘吉の像が建てられており、「こち亀」の街として知られています。
葛飾区から足をのばすと
4ルートで都心にアクセス可能

「新小岩」駅

「金町」駅
葛飾区には南部にJR総武線、中央部に京成本線、京成押上線、北部にJR常磐線が通っています。「新小岩」駅からJR総武線快速に乗れば「東京」駅へ、JR総武線各駅停車に乗れば「新宿」駅へダイレクトアクセスできます。「綾瀬」駅や「亀有」駅、「金町」駅から利用できるJR常磐線は東京メトロ千代田線に直通し、「大手町」駅や「日比谷」駅に乗り換えなしで移動できます。「青砥」駅や「京成高砂」駅などから利用できる京成押上線は都営浅草線に直通運転が行われており、「日本橋」駅や「新橋」駅にもダイレクトアクセス可能です。「青砥」駅や「京成高砂」駅には「成田空港」や「羽田空港」への直通電車も停車し、飛行機を使った旅行や出張の際も便利です。
葛飾区の西には首都高速C2号中央環状線や首都高速6号向島線が通り、「小菅」出入口や「四ツ木」出入口、「平井大橋」出入口から利用できます。東側には外環自動車道も通過しており、「三郷南」ICや「松戸」ICからアクセスできます。
葛飾区で暮らすと
大人も子供も嬉しい環境が揃う
葛飾区には都立の高等学校に加え、「修徳中学校・高等学校」、「共栄学園中学高等学校」と中高一貫教育を実施する学校が2校あり、教育の選択肢に恵まれています。「金町」駅付近には2013(平成25)年に「東京理科大学 葛飾キャンパス」が開設され、文教エリアとしての役割も果たすようになりました。

東京理科大学 葛飾キャンパス
葛飾区内には「東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター」や「東部地域病院」など高度な医療を提供する大規模病院が複数立地し、体調を崩した際も安心です。大規模公園が多いことも特徴で、とくに「都立水元公園」は23区内では有数の規模を誇ります。園内にはバーベキュー広場やキャンプ広場、水生植物園など多彩な施設が揃い、思い思いの休日を過ごすことができます。また、「堀切菖蒲園」は約200種約6000株の花菖蒲が植えられ、初夏には訪れる人々の目を楽しませてくれます。

東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター
「金町」駅北側に広がる「葛飾区にいじゅくみらい公園」は「東京理科大学 葛飾キャンパス」と一体整備された公園として注目されており、科学の世界を体験できる「未来わくわく館」など子どもだけでなく大人も楽しめる施設があります。

葛飾区にいじゅくみらい公園
葛飾区の年中行事
毎年7月に「柴又」駅付近の江戸川河川敷で行われる「葛飾納涼花火大会」は1953(昭和28)年から行われている伝統の花火大会です。約13000発の花火が夏の夜空を彩り、70万人近くの人が訪れる葛飾区最大のイベントとしてにぎわいます。また8月には「柴又帝釈天」の境内で「寅さん祭り」が開かれます。歌謡ショーや鼓笛パレードのほか、盆踊りコンテストや盆踊りパレードも行われ、地域の人々を中心に盛り上がります。

葛飾納涼花火大会