江戸川区の魅力を知る

かつては特産品として知られた小松菜などを生産する農村が広がっていた江戸川区は、鉄道の開通をきっかけに暮らしやすいベッドタウンに進化しました。「総合レクリエーション公園」や「葛西臨海公園」など大規模公園が多く、子育て支援が充実していることから、とくに子育てファミリーに人気が高いエリアです。
江戸川区ってこんなところ
小松菜の生産地、金魚の街から暮らしやすいベッドタウンへ

アリオ葛西

島忠ホームズ葛西店
現在の江戸川区は、江戸時代には農村として栄え、小松菜はこの地域の特産品として知られていました。沿岸部では漁業も盛んに行われていたといいます。明治時代になると金魚の養殖がおこなわれるようになり、金魚の街として有名になりました。第二次世界大戦後は住宅地の開発が進められ、営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線、都営新宿線が開通すると、都心へのアクセスに恵まれたベッドタウンとして発展を遂げます。
現在も「アリオ葛西」や「島忠ホームズ葛西店」など大規模ショッピング施設にも恵まれ、暮らしの利便性が高い住宅地として人気を維持しています。江戸川区は子育て支援が充実していることでも知られ、子育てファミリーが多く暮らしています。このため、東京23区内でも平均年齢が若く、合計特殊出生率も高くなっています。
江戸川区から足をのばすと
5本の鉄道、3本の高速道路が通過

「小岩」駅

「葛西」駅
江戸川区には北から京成本線、JR総武線、都営新宿線、東京メトロ東西線、JR京葉線が通り、それぞれ都心方面にダイレクトアクセス可能です。「新宿」駅には「小岩」駅や「平井」駅からJR総武線、「船堀」駅、「一之江」駅、「瑞江」駅、「篠崎」駅から都営地下鉄新宿線に乗れば乗り換え不要となります。「東京」駅には「葛西臨海公園」駅からJR京葉線で、「日本橋」駅や「大手町」駅には「葛西」駅や「西葛西」駅から東京メトロ東西線でダイレクトアクセスできます。
首都高速C2号中央環状線や首都高速7号小松川線、首都高速湾岸線など高速道路も多く繋がり、「船堀橋」出入口、「清新町」出入口、「一之江」出入口、「小松川」出入口、「葛西」出入口などから利用できます。
江戸川区で暮らすと
ファミリーに充実した生活環境が整う
江戸川区は、0歳の子どもがいるファミリーに対して江戸川区独自の「乳児養育手当」を支給しているほか、子育ての経験と知識を活かして赤ちゃんの成長をサポートする「保育ママ」、小学校の放課後や休業日を利用して子どもが自由に活動できる場を提供する「すくすくスクール」など子育て支援に力を入れていることでも知られ、子育てファミリーが暮らしやすい街として注目されています。

江戸川区役所
江戸川区内にはかかりつけに便利なクリニックが充実するほか、「江戸川病院」や「東京臨海病院」など高度な医療に対応する大規模病院があることも心強いでしょう。 江戸川区は東京23区で公園面積が最も広く、大規模公園が多いことも魅力です。とくに「総合レクリエーション公園」は東西3km、約22ヘクタールという規模を誇り、ポニー乗馬ができる「なぎさポニーランド」、四季折々の花が彩る「フラワーセンター」、気軽にアウトドアを楽しめるバーベキュー場など多彩な施設が揃います。

総合レクリエーション公園
ベイエリアには「葛西臨海公園」が広がり、人工干潟では潮干狩りや水遊びを楽しめます。「葛西臨海水族園」や「ダイヤと花の大観覧車」もあり、ファミリーで一日過ごせる公園です。

葛西臨海水族園
江戸川区の年中行事
江戸川区ではかつて金魚の養殖で栄えました。現在も数は少なくなったものの金魚の養殖業者が営業を続けています。毎年夏に行われる「金魚まつり」では、江戸川の金魚の展示即売や金魚すくいなどを楽しめます。

金魚まつりイメージ
また、毎年8月には江戸川河川敷で「江戸川区花火大会」が開かれます。同じ日に江戸川対岸の市川市側では「市川市民納涼花火大会」が開催され、併せて14000発という打ち上げ数、約140万人という観客はいずれも日本最大級を誇ります。

江戸川区花火大会