足立区の魅力を知る
足立区の玄関口「北千住」駅周辺は、江戸時代に日光街道の宿場町として栄え、明治時代以降は鉄道の要衝として発展しました。古くから商業も盛んに行われ、にぎやかな商店街が広がるほか、大規模ショッピング施設にも恵まれています。近年は大学キャンパスの進出により、文教エリアとしての機能も果たすようになりました。
足立区ってこんなところ
日光街道最初の宿「千住宿」として発展
北千住 LUMINE
北千住 マルイ
江戸時代に日光街道が整備されると、現在の「北千住」駅付近に「千住宿」が設けられました。「千住宿」周辺に野菜や米の市場もでき、千住の街は大きく発展していきます。 明治時代以降は、鉄道路線の整備により「北千住」駅がターミナルとして発展を遂げました。交通アクセスが便利になった足立区内では宅地開発も盛んに行われ、現在は落ち着いた住宅地が広がっています。
「北千住」駅周辺には「ルミネ北千住店」や「北千住マルイ」など大規模ショッピング施設が集まり、都内でも有数のショッピングタウンとしてにぎわいます。また、「北千住」駅周辺には「北千住宿場町商店街」など活気あふれる商店街も広がり、多くの買い物客が行き交っています。
足立区から足をのばすと
5路線が集まるターミナル「北千住」駅
「北千住」駅
羽田空港
「北千住」駅からJR常磐線、東京メトロ日比谷線、東京メトロ千代田線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスの5路線を利用できます。東京メトロ日比谷線で「銀座」駅、東京メトロ千代田線で「大手町」駅など都心にもダイレクトアクセスとなります。
JR上野東京ライン開通により、JR常磐線は「上野」駅から「東京」駅を経由して「品川」駅まで乗り入れるようになり、「北千住」駅から「品川」駅に26分程度でアクセスすることができるようになりました。東武スカイツリーラインには、東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線への直通電車もあり、「渋谷」駅へ約35分、「二子玉川」駅へ約48分でダイレクトアクセスできます。
「北千住」駅の南側にある「千住大橋」駅からは、京成本線を利用することができます。京成本線は「青砥」駅と「京成高砂」駅で、京成成田スカイアクセス線に乗り換えができ、「成田空港」駅へ1時間15分程度でアクセスできます。「羽田空港」には「北千住」駅や「千住大橋」駅前から直通バスが出ており、飛行機での旅行や出張の場合でも、スムーズに空港へ移動できます。
足立区内には国道4号をはじめ、環七通り、尾久橋通りなど多くの幹線道路が通っています。高速道路も首都高速中央環状線、首都高速道路三郷線、首都高速道路川口線が足立区内を通過しており、「千住新橋」出入口や「加平」出入口などからアクセスできます。
足立区で暮らすと
大学のキャンパスが続々と誕生し文教エリアへ
足立区は子育て支援が充実していることも特徴です。「足立区立中央図書館」をはじめ、足立区立の図書館では子ども連れのファミリーが気兼ねなく利用できる「あかちゃんタイム」を児童コーナーなどで設定しています。また、子育てファミリーの交流の場になる「子育てサロン」は足立区内に多数設けられ、一部の「子育てサロン」では子どもの一時預かりにも対応しています。足立区立の保育園・こども園では、未就園児向けイベントの開催や絵本貸し出しなどを行う「マイ保育園」も開かれています。。
足立区立中央図書館
足立区内には「東京芸術大学 千住キャンパス」や「東京電機大学東京 千住キャンパス」、「帝京科学大学千住キャンパス」などの多くの大学がキャンパスを構えるようになり、文教エリアとしての機能も果たすようになりました。これらのキャンパスでは公開講座や講演会などの市民が参加できるイベントも開かれています。
東京芸術大学
足立区内には複数の大規模病院があります。なかでも足立区の西側に位置する「博慈会記念総合病院」は19の診療科を持ち、24時間の救急医療や先進高度医療にも対応する地域の基幹病院です。また、「西新井」駅の西側にある「西新井病院」も内科や外科など多くの診療科に対応し、東京都の災害拠点病院に指定されています。
博慈会記念総合病院
足立区の年中行事
「舎人公園」は桜の名所としても有名です。桜が咲き誇る4月上旬には「舎人公園 千本桜祭り」も開かれます。町会の模擬店や足立区の友好都市の物産展、東京都中央卸売市場北足立市場の関係団体による直売コーナーなどがあり、食も買い物も楽しめるイベントです。
舎人公園
夏には荒川河川敷で「足立の花火」が開催されます。明治時代に千住大橋架橋を祝うイベントとして開かれたことが始まりという伝統の行事で、今も12000発の花火が夜空を彩り、訪れる人々の目を楽しませます。
足立の花火