よくあるご質問と回答集
よくあるご質問と回答集では、日頃、点検時やお電話などでいただいたご質問・ご相談とそれについてのお答えをいくつかご紹介します。
ドアなどの建具:ドア・ふすま・玄関・シャッターなど
- Q : 洋間ドアを閉めてもしっかり閉まらず、すぐに開いてしまうのですが…。
- A : ドア本体にはラッチという出っ張りがあり、そのラッチが枠の穴(ストライク)に収まってドアがしっかり閉まるようになっています。ストライクにラッチが上手く収まらないと、ドアが固定されず風圧などでドアが開いてしまいます。ストライクの中にはビスがついており、そのビスを左右にまわすとストライク内部の金具がスライドし、ストライク穴の大きさが変えられるようになっています。ストライク穴の大きさを広げて、そこにラッチが収まるようにすればドアが固定されます。また逆にドアはしっかり閉まっているのに、風圧などでがたがたする場合はストライク穴を小さくして調整します。
- Q : サッシの鍵がぐらぐらするのですが…。
- A : 鍵はネジで固定されておりますのでそのネジをドライバーで締め付ければ固定できます。固定ネジが見当らない場合は、ネジを隠す為のカバーがついておりますので、そのカバーをあけるとネジがあります。固定ネジが完全に外れてしまうとサッシ業者による修理が必要になりますので、ぐらつきがある場合は早急に締め付けを行いましょう。
- Q : 建具を開閉する時に「キー」という音がなりますが…。
- A : ドアを開いてドア自体を軽く持ち上げると、丁番の軸棒が見えます。この軸棒にシリコンスプレーを吹き付けると、音が解消されます。
- Q : 網戸が外れないのですが…。
- A : 網戸側面の上部左右に、網戸外れ止めがネジで固定されています。そのネジをゆるめていただき、外れ止めを下げていただくと簡単に外すことができます。取り付けた後は、逆の工程で必ず外れ止めをロックしてください。
- Q : 手動シャッターが重くて開きにくいのですが…。
- A : ホコリによりシャッターのすべりが悪くなっているか、片端を持って開閉した為、シャッターが若干傾いている事が予想されます。左右にあるシャッターレールにシリコンスプレーを吹き付け、滑りをよくしてください。また、シャッターを開閉する際は、シャッターの中心に手を掛けるようにしましょう。
- Q : 玄関ドアのスピードがはやいのですが…。
- A : 玄関ドアの上部に、ドアクローザーという箱型の部品が設置されており、こちらの部品で調整できます。ドアクローザーの側面に調整方法が記載されておりますので、ご確認の上、調整してください。ドライバー1本で簡単に早めたり、遅めたりできます。
- Q : 玄関ドアの鍵を抜き差しする時に引っかかるのですが…。
- A : 鍵に、市販されている鍵穴専用のスプレーを吹きかけて、2〜3回抜き差ししてください。スプレーがない場合は、鉛筆の芯を削って鍵にふりかけ、同様に抜き差ししてください。
- Q : 玄関床タイルの汚れが目立つのですが…。
- A : 床タイルは滑りにくくする為に、表面に小さな凹凸があります。この凹部分に入り込んだ汚れが落ちにくいのですが、デッキブラシやタワシでこするより、スポンジを用いて水洗いした方が落ちやすいです。
水まわり:キッチン・洗面所・浴室・トイレなど
- Q : キッチンや風呂の湯を出しても水しか出ないのですが…。
- A : 給湯器(外釜)と給湯リモコンの通信エラーの可能性がありますので、まず外の給湯機のコンセントを抜いてください。2〜3分おいたあと再度差し込むと、機械がリセットされて復旧することがあります。それでも復旧しない場合は、給湯機に記載のメーカー名・品番、リモコンのエラー番号を控えていただき、弊社までお問い合わせください。
- Q : ガスコンロの火がつきにくいのですが…。
- A : 点火の際「カチッカチッカチッ」という音がしますが、これは電池で火花を飛ばしている音で、この火花が基となり着火します。コンロの火がつきにくい場合は、まずはこの電池交換を行ってみてください。それでも火がつかない場合は、弊社までお問い合わせ下さい。
- Q : トイレが詰まってしまったのですが…。
- A : トイレの詰まりは大抵、紙の流しすぎが原因です。バキューム(柄の先にラバー状のものが付いた道具)を用い、便器の排水口に向け力強く、数回押し込むことにより詰まりは解消されます。また紙が徐々に水に溶けてくるため、多少時間を置いてから行うと効果的です。
- Q : トイレの水を流すとキッチンの排水口から「ゴボゴボ」音がするのですが…。
- A : 家中の排水経路はつながっているため、トイレのように勢いよく大量の水を排水すると、排水管内の空気を一時的に圧迫し、排水が終わるとその空気が管内を逆流します。キッチンの排水口のゴミ取り網を外すと、その下にお椀型の排水トラップが設置されておりますが、これがしっかり固定されていないと、逆流した空気で圧力がかかり「ゴボゴボ」と聞こえます。排水トラップは、設置後まわしてロックをかけるようになっていますので、ロックされているか確認してみてください。
居室:フローリング・壁紙・換気など
- Q : 室内の壁に割れがあります。構造的に問題はありませんか?
- A : 構造的な問題はありません。壁が割れているのではなく、クロスの下地である石膏ボードの継ぎ目の動き(地震などの時)により、クロスが引っ張られて切れる現象です。
主にサッシや建具枠の上に生じます。この部分は平面な箇所と違い、加重がその部分にかかりやすいため為、発生しやすくなります。
- Q : 壁紙に汚れがついてしまったのですが…。
- A : ビニールクロスの場合は、スポンジに水をつけて固く絞って拭き取ってください。それでも落ちない場合は中性洗剤を水で薄めて拭き取り、最後に必ず水拭きを行ってください。ビニールクロス以外の仕上げ材の場合はまずは弊社にご相談ください。
- Q : リビングに居ると天井から「パキパキ、ミシミシ」という音が聞こえ心配なのですが…。
- A : ポラスの建物は木造なので、木材の乾燥収縮の影響できしみ音が出ます。構造には影響ありませんので、ご安心ください。この現象は建築後、早い段階で特に目立ち、年数を重ねるにつれ、落ちついていきます。
電気配線:ブレーカーなど
- Q : ブレーカーのまわりが黒ずんでいますが、電気がショートしているのではないですか?
- A : 黒ずんでいるのは、ホコリなどの汚れになります。弊社の工法では、ブレーカーの裏側は多くの配線を通すために大きく壁がくりぬかれているため為、ホコリが舞い上がり壁紙が黒ずんでしまうことがあります。固く絞ったきれいな雑巾で拭き取ればきれいになります。
- Q : コンセントがぐらぐらするのですが…。
- A : コンセントはネジで固定されておりますので、そのネジを締め付けます。コンセント廻りの溝にマイナスドライバーを差して、カバーを外します。コンセントの差し込み口の上下にあるネジを、軽く締め付けてください。
- Q : 玄関脇にある外部コンセントが使用できないのですが…。
- A : 玄関脇にある外部コンセントは、門灯用のコンセントであることが多くなっています。コンセントにすでになにか差し込まれているようでしたら、大抵は門灯のコンセントが差し込まれているのだと思います。室内にある門灯のスイッチをONにしていただければ、そのコンセントは使用できるようになります。