リラックスタイムはバスルームで！お風呂でのリラックス方法

湯船につかると心と身体がリラックスすることは、みなさん身を持って体験していることだと思います。これは、温かいお湯によって血流が良くなるということ以外に、水の浮力で筋肉が弛緩することも理由のひとつだと言われています。

お風呂だけでなく、プールや海でプカプカ浮いていても心が落ち着くのは、こうした効果によるもの。さらに、日本人が昔から入浴を好む民族であることも要因のひとつです。「お風呂＝心地よい」という慣れ親しんだ考え方自体が、私たちがお風呂に癒される、大きな理由なのかもしれませんね。

お風呂でのリラックス効果をより高めたいなら、温度や入浴時間にこだわってみてはいかがでしょうか。
身体にとっていいとされるのは、39～40度程度のぬるま湯に15分程度つかること。半身浴を取り入れるなら、37～40度のお湯に20～30分程度つかるのがおすすめです。

熱いお湯が好きだという方もいらっしゃいますが、熱過ぎるお湯につかることは、逆に身体に悪い影響をおよぼす場合も。ぬるま湯にゆっくりつかる程度が、心と身体を癒すにはちょうどいいようです。

また、アロマグッズや入浴剤を用い、香りを楽しむのもよいでしょう。入浴剤には保温効果や保湿清浄効果の他に、リラクゼーション効果もあると言われています。好きな香りを楽しみながら入浴すると、脳がリラックスした状態になります。
リラックスできる香りや、ちょうどいい入浴時間は人それぞれ。のぼせてしまわない程度に温まりながら、好きな香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

入浴時間が退屈だと感じているのなら、読書やマッサージなどを取り入れてみるのもおすすめです。最近では、入浴中に読書ができるというブックスタンドも売られているので、入浴時間に好きな作家の小説などを楽しんでみてもいいのでは。
また、血行が促進された状態で足裏や太もも、お腹などのマッサージを行えば、マッサージ自体の効果も高まると言われています。入浴はむくみの解消にも有効ですので、気になる部分を重点的にマッサージしてみてはいかがでしょうか。

近年のお風呂グッズは豊富で、浴室で使える音楽スピーカーなども販売されています。近隣住民の迷惑にならないようボリュームを調整しつつ、リラクゼーション効果のある音楽をかけてみてもいいですね。

普段あまり湯船につからないという方も、たまには今回ご紹介した方法で、ゆっくりバスタイムを楽しんでみては。そして入浴の後は、しっかり水分を取ることも忘れずに。